jb007だよ
チャンピオンにインタビュー!第21弾 石井刀夢選手
更新日:2021年12月11日
このブログを読んでくださっている皆さんこんにちは!
先日は全日本学生大会、お疲れ様でした!
チャンピオンにインタビュー、第21回目です⚔✨
今回は、2021年北海道学生大会 男子グランドチャンピオンの石井刀夢選手にインタビューをしました👑
以前取り上げた関口選手に引き続き、北海道の大会や練習の様子について聞いていきたいと思います!

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石井選手と女子グラチャンの落合選手。
ーーそれではまず、お名前と所属をお願いします!
石井:石井刀夢です。
北翔大学3年の銘凛会主将です。
ーーグラチャンになった時のお気持ちはいかがでしたか?
石井:グラチャンになった時の気持ちかあ……
正直、他が3年、2年で「勝つしかないよね」という状況だから……
とりあえず安心したよね。
ーー4年生の方は大会にはいましたか?
石井:4年生は2人いた!
グラチャンにはいなかったけど、二刀とか長剣とか決勝で当たるくらい強いです。
ーー4年生とも戦う状況にあったんですね。
石井:4年生とも戦う状況にあるし、北大水産(函館キャンパス)にも川崎(北大3年)と吉中さん(北大4年)の2人がいるんだけど、函館行ってからどういう練習してるかわからないし(※)、どれくらい強くなってるかわからないからそこがすごく怖かったところではあった。
※川崎選手と吉中選手は以前は札幌のキャンパスにいました。
ーー今まで一緒に練習していた人たちと久しぶりに試合で再会するのは、不思議な感じですね。
石井:そうだね、今まで一緒に練習してたからね。
ある程度わかるけど、やっぱ持ってない技あるかもしれないっていうのが不安だった。
けど……やっぱ俺が強いんだなってことが 笑
ーーよかったですね 笑笑
同期の川崎選手は以前と変わった部分はありましたか?
石井:変わってるっちゃ変わってるけど、やっぱ川崎は川崎のとこ残してたし。
2年やってたからね一緒に。
言っちゃえば北海道はみんな分かっていたし、分かられているから結局全員怖かったよね。
総勢13人か14人くらいしかでていなくて、しかも北翔1人で北大全員だから、全員が全員俺の対策してるわけで。
ーー全員がお互いの手のうち知っているということは、緊張感が高まりますね!
今回の試合で、何か意識したことがあれば教えてください。
石井:北海道ってやっぱり全員手の内わかってるから、良く言えば読み合い。悪くいえば泥仕合が多いんだよ。
だからできるだけ、1分間のうちに試合終わらせつつ、綺麗な1本取るようには全試合心がけていたかな。
ーー1本1本がかなりの心理戦となりますね。
本州の人たちと戦うよりも頭を使いますか?
石井:頭使うね。
本州の人達は全員がほぼ初見が多いじゃん。
逆に向こうも俺の事初見だったりするから、
1分間の試合だったらまず10秒くらいでどんな選手か把握して、隙を狙って攻撃するみたいな感じだから、やりづらいかやりやすいかならやりやすい。
ーー深読みしすぎなくて良い点では、やりやすいかもしれませんね。
今回上手くいった試合はありましたか?
石井:1番上手くいったのは、川崎との長剣フリー。
川崎と言うと、1年生の時の1番最初から一緒にやってきたので1番やりづらいことが予想されたんだけど、1分以内に上手く足を決めれてなあと。
ーーどんなことを意識して決めたんですか?
石井:基本的にはいつもやってる技を序盤で見せて、これで来るなと思わせた上で出足で勝った!
全部の試合楽しかったけど、小田切さん(北大4年)との試合が特に楽しかったかなあ。
長剣フリーと二刀で、確かダブルイリミネーションで勝者サイドでも当たって、決勝でも当たったんだよね。2回戦った!
ーー小田切選手との試合はいかがでしたか?
そうだね……ただただ純粋に楽しかったかなって。
初めて公式で戦った先輩は小田切さんなのよ。
北学の団体戦で出させてもらったときに、二刀で出て初めて相対して。
結果的には相打ちだったんだけど、初めての公式戦で先輩と試合した相手だったから。
ーー思い出深い相手なんですね!
そうだね、だから小田切さんとまたこうやって北学で個人戦で渡り合えるのはめっちゃ楽しいなって。
ーーグラチャン決勝の福島選手とはどうでしたか?
石井:ずっと近くで指導したり一緒にチャンバラしてきたから、教える時に「こうすると相手は嫌がるよ」ということを言ったんだけど、「こうすると」は俺が嫌がることなのよ。
要するにそれが出来てくると、俺からしてやりづらい選手になるという。
案の定めちゃくちゃやりづらい選手になって、決勝も1本とられたりとか、扇打ちゴリ押しじゃないと勝てないみたいな。
ーー自分の弱みを握る選手育成したんですね…笑
石井:そうそう、自分の弱み握る選手を育成してしまった 笑
ーーでも、石井選手も同じように育ってきたということですかね。
石井:そう、逆に言えばば慶悟さん(北大OB)とか関口さん(北大OB)からもそういう風に教わってきたから、五分五分で戦い合えるようになったかな。
先輩たちのご指導ご鞭撻により、ここまで大きくなれました!

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福島選手との長剣フリーの試合の様子。
ーースポチャンは何をきっかけに始めましたか?
石井:初めてスポチャン知ったのは大学の新入生歓迎会というイベントで、各サークル5分間ステージで発表するというのがあったのよ。
そこで話してたのが、樹さん(北翔OB)。
何話してたというのを鮮明に覚えてるんだけど、アロハシャツを着た声の高い可愛らしい人が、「僕世界ベスト8なんですよ」と言ってて「ほんまかよ」と思って 笑笑
そこでもう心がグッと惹かれて。
ーーなかなかインパクトのある出会いですね 笑笑
石井:いざ体験会行ったら、幼稚園から高校まで野球をやってて持ってたのはバットだったから、長剣を初めて持った時にめちゃめちゃ軽いと感じた。
それを振り回すから、もう天職じゃんと感じて。
あとは団体競技をずっとやってたから、個人競技にすごい興味があって。
団体競技は自分がどれだけすごいスキル上げたりしても、チーム全体で上がらないと勝ち上がっていけない。
そこが醍醐味でもあるんだけど、自分を鍛錬することによって自分の成績に繋がる競技をすごいやってみたかった。
ーーここまで来れたのは、新歓してくださった先輩たちのおかげでもありますね!
石井:北翔の先輩には、本当に思い出があります。

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1年生の時の体験会での様子
ーー石井選手というと長剣両手のイメージもありますが、なぜ長剣両手を始めたのですか?
石井:元々同期のれんじ(北翔3年)がやってて、俺には不向きだなと初めは思ってた。
両手で剣扱うって剣道経験者じゃないとできないかなって。
だけど東日本大会で部外種目に出ることになった時に、長剣だけ持っていきたいなと思って両手長剣にしたんだよね 笑笑